Gram Games: Android Vitals を使用して 1 つ星のレビューを 50% 削減
背景
Google Play ですでにゲームをいくつか公開し人気を博している Gram Games(Zynga 傘下のゲーム制作会社)は、最新リリースのマージドラゴンも同様の成功を収められるものと考えていました。
Play ストアで以前リリースしたゲームには、プレーヤーから好意的なレビューが絶えず寄せられていました。ところが、マージドラゴンはプレーヤーの期待に応えることができませんでした。その理由を突き止めるため、Gram Games は Google Play Console の Android Vitals を使って問題を特定することにしました。
Gram Games の取り組み
Gram Games がマージドラゴンに追加するコンテンツが増えるにつれ、パフォーマンス指標はますます重要になりました。同社が必要とする KPI(クラッシュや ANR 発生率など)を Android Vitals で確認できることがわかったため、開発チームはダッシュボードを定期的にチェックしました。
マージドラゴンのリリース後にチームが気づいたのは、クラッシュ発生率が同社の他のゲームと比べて著しく高いことでした。必要な指標を分割して、さまざまな日付やデバイスにわたってアプリをバージョン別に比較できたため、チームはクラッシュの原因となったバグをすぐに特定し、ゲームを安定させてアップデートを公開することができました。
結果
Gram Games は、バグの修正以降、プレーヤーあたりのクラッシュ率が 65~70% 減少したものと見ています。また、1 つ星のレビューは約 50% 減少したとのことです。
「Android Vitals のおかげで、パフォーマンスの最適化作業を重点的に行うべき場所を突き止められました。OS のバージョン、アプリのバージョン、デバイスの種類を基準にプレーヤー データをさまざまに分割できたので、多大な時間と労力を費やすことなく、ユーザー エクスペリエンスを向上させることができました。」マージドラゴンのプロダクト担当バイス プレジデント、Jeremy Stein 氏はこのように述べています。
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